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歯周病はどうやって防ぐといいのでしょうか

歯の病気というと、何を思い出すでしょうか。

一番多いのはやはりむし歯でしょう。でも歯の病気には、もうひとつ注意しなければならないものもあります。それは歯周病と呼ばれるもので、正確には歯の周囲の歯ぐき、または歯を支える骨などが細菌感染で溶けてしまう病気です。この歯周病が進行すると、歯を抜かなければならなくなることもあります。とは言っても、歯の中にはふつう何百種類もの細菌がいます。でもすべての人が歯周病にかかるわけではありません。ただ歯みがきで十分でないとか、砂糖を過剰に摂取したりすると、最近が粘着力のある物質を作り出して、歯の表面にくっついてしまいます。この物質が、よく言われる歯垢(プラーク)です。特に歯垢の中には、歯周病を引き起こす細菌が多く、歯肉のへりの部分が歯肉炎を起こして赤くなる、または腫れたりすることがありますが、痛みがないのでそのままにしていることもあり、歯周病がどんどん進行してしまいます。

この歯周病を防ぐには、やはり普段の歯みがきが大事ですが、歯科医院で歯垢を時々取ってもらうようにするといいでしょう。特に口の中がねばついたり、口臭がしたりするのは歯周病の初期症状の可能性があるので、早めに歯科を受診するのがお勧めです。